GEARとは?
"Gallery for Evolutionary Computation and Artificial Intelligence Research"の略です。
教員紹介
略 歴
- 1976年 東京大学計数工学科数理工学コース卒業
- 1978年 同情報工学科修士課程修了
- 1978年~1989年 (財)電力中央研究所勤務
- 1990年 筑波大学大学院経営システム科学専攻、1996年より教授 工学博士
- 1996年 イリノイ大学ならびにスタンフォード大学客員研究員
- 2004年~2018年 東京工業大学 教授
- 2019年~ 千葉商科大学 教授
巻頭言
- 寺野隆雄, "3001年をめざして", 人工知能学会誌 Vol. 16, No. 1, p. 1, 2001.
- 寺野隆雄, "シミュレーションで社会システムを知る", 知能と情報 Vol. 22, No. 2, 2010.
- Terano, T., "The Shape of Experiment-Based Management Science to Come", The 1st General Conference on Emerging Arts of Research on Management and Administration 2012 (GEAR 2012), pp. 1-3, 2012.
- 寺野隆雄, "人工知能のフロンティアを語る", JAPAN AND THE WORLD, Vol. 18, pp. 16-19, 2017.
- 寺野 隆雄(2018): 私の考える複雑なシステム. CUC view & vision, Vol. 46, pp. 34-39, 2018年9月.
- 寺野 隆雄(2020): 遠隔授業の技術と情緒. CUC view & vision, Vol. 50, pp. 66-71, 2020年10月.
- 寺野 隆雄(2021): 社会を計算するシミュレーションアプローチ. CUC view & vision, Vol. 51, 2021年3月.
主な著書
- 知識システムハンドブック(1990),オーム社(共編著)
- エキスパートシステム(1991),丸善(共著)
- エキスパートシステム評価マニュアル(1992),オーム社(編著)
- 知識システム開発方法論(1993),朝倉書店
- シミュレーション辞典(2012), コロナ社
- 遠藤薫, 寺野隆雄, 佐藤彰洋, 栗原聡, 倉橋節也, 田中覚: 社会シミュレーション:世界を「見える化」する. (2017) 東京電機大学出版局 …など
競争的資金獲得状況
科研費
- 2021年11月~ JST/CREST 「超スマート社会の実現」領域 探索研究「社会政策立案に向けたマルチスケールABSS手法」(代表:貝原俊也)
- 2018年6月29日~2022年3月31日 挑戦的研究(萌芽)「エージェントモデリングを用いた計算歴史学・考古学の構築」(代表:寺野 隆雄)
- 2017年4月1日~2022年3月31日,基盤(B)「モデル予測政策決定のためのエージェントベースデータ同化モデル」(代表 倉橋節也).
- 2013年4月1日~2017年3月31日 基盤A(ウェブ情報学・サービス情報学) 「人工社会アプローチによる社会サービス向け大規模参加型シミュレーションの研究」(代表:寺野 隆雄)
- 2012年4月1日~2014年3月31日 挑戦的萌芽研究(科学教育)「ケースメソッドとゲーミングによる体験学習システムの効果測定と学習評価法」(代表:寺野 隆雄)
- 2008年度~2010年度 基盤B(知能情報学) 「大規模社会シミュレーションのための創発的計算機構」(代表:寺野 隆雄)
- 2007年度 特定領域研究 「シミュレーションベースモデリングのための高性能最適化システム基盤の構築」(代表:小野功, 寺野 隆雄)
- 2006年度~2007年度 萌芽研究(知能情報学) 「機械・人間学習系によるケースメソッドとゲーミングシミュレーションの融合」(代表:寺野 隆雄)
- 2005年度~2006年度 特定領域研究 「博物館におけるコンテンツデザインの手法と実践の研究」(代表:楠 房子)
- 2004年度~2007年度 基盤B(経営学) 「エージェント・ベース・モデリングによる経営組織のマネジメントに関する研究」(代表:高木 晴夫)
- 2004年度~2006年度 基盤A(会計学) 「企業継続能力評価モデルの研究」(代表:高田 敏文)
- 2004年度~2007年度 基盤A(統計科学) 「技術開発促進のための新たな統計科学体系とそれに基づく情報システム開発」(代表:椿 広計)
- 2004年度~2005年度 特定領域研究 「WEBコンテンツ情報に基づくリコメンダー技法」(代表:寺野 隆雄)
- 2003年度~2006年度 基盤B(教育工学) 「ゲーム性を取りいれた手話学習システムのデザインと評価」(代表:楠 房子 → 原田 泰 → 石田 晴久)
- 2003年度~2004年度 特定領域研究 「博物館における科学教育支援システムの開発と評価の研究」(代表:楠 房子 → 原田 泰)
- 2003年度 基盤C(社会システム工学・安全システム) 「エージェント社会科学-社会科学における新しい方法論の構築」設立のための調査研究」(代表:新井 潔)
その他の外部資金
寺野研究室の受賞歴
- 日本ミュレーション&ゲーミング学会・2019年度優秀賞 (寺野隆雄:2019年度優秀賞を受賞して.シミュレーション&ゲーミング, Vol.29, No2., pp.86-87, 2019に報告掲載)
- Taisei MUKAI, Takao TERANO: Inter-Business Trading Structure Model with Agent-Based Simulation and Its Application to Real Data. SICE Journal of Control, Measurement, and System Integration, Volume 12 Issue 1 11-19, 2019.(計測自動制御学会・システム情報部門・2019年度論文賞)
- 矢野浩仁:"感度解析を用いた公共交通中心社会の成立条件推定法", 2016.(社会情報学会大学院学位論文賞(博士)および新進研究賞)
- 五島圭一,高橋大志:"ニュースと株価に関する実証分析-ディープラーニングによるニュース記事の評判分析", 2015.(2015年度証券アナリストジャーナル賞)
- 高橋聡,高橋B.徹,吉川厚,寺野隆雄:"マンガケースメソッドにおけるマンガカードソート法の提案", 2015.(日本科学教育学会・第39回年会発表賞)
- 黒瀬雄太,寺野隆雄:"実データに基づく宅配便物流の地域集約方式による効率化の研究", 2015. (人工知能学会2015年度研究会優秀賞(ビジネス・インフォマティクス研究会))
- 鍋田武頼, 山本学, 吉川厚, 寺野隆雄: “WEB広告における実時間オークションのシミュレーションモデル,” 第5回社会システム部会研究会資料集, (2013), pp. 13–22. (研究会賞)
- 越山修:2013年度日本シミュレーション&ゲーミング学会論文賞, 2013.(論文賞)
原著論文:越山修,國上真章,吉川厚, 寺野隆雄: ビジネスゲーム学習者の行動プロセスの研究-改良したパフォーマンスシートを用いて- シミュレーション&ゲーミング, Vol. 21, No. 2, pp. 86-95, 2011. - 坂平文博, 寺野隆雄:"弥生農耕文化の主体は誰だったのか?", 合同エージェントワークショップ&シンポジウム (JAWS 2013), 和歌山県, 2013.(最優秀論文賞)
- 山本学: "エージェントプログラミングモデルの業務システムへの適用からの考察", 合同エージェントワークショップ&シンポジウム (JAWS 2013), 和歌山県, 2013.(優秀ポスター賞)
- Fumiaki Sato: "Development of Agent-Based In-Store Simulator to Analyze Pedestrian Behaviors", 4th Japan-China Joint Symposium on Information Systems (JCIS 2011) Nanchang, China 14-16 April, 2011. (Best Paper Award)
- 越山修:"ビジネスゲーム開発プロセスの改善―フレームワークと評価方法の提案―", 2010.(奨励賞)
- Yang Chao:"Study on an Integrated Framework for Agent-Based Social Simulation (エージェント社会シミュレーションの統合フレームワークに関する研究)", 日本社会情報学会, 2010.(学位論文賞:博士論文)
- 鳥山正博:"博士論文奨励賞 論文名:組織内コミュニケーションとパフォーマンス ―企業組織へのメールログのネットワーク分析及びエージェントシミュレーションの適用の研究-", 日本社会情報学会, 2010.(学位論文賞:博士論文)
- 文健哲, 菊田剛, 寺野隆雄:"国内書籍販売の先行指標としてのBlog情報の活用", 日本ダイレクトマーケティング学会(奨励賞)
- 佐々木陽介:"中学・高校数学における問の良問判定", 第2回フレッシュマンのための人工知能研究交流会, 人工知能学会, 2009.(優秀賞)
- 岸本有之:"エージェント・シミュレーションによる店舗内顧客行動と販売促進施策の分析(研究・実務への応用)", 第9回MASコンペティション, (株)構造計画研究所, 2009.(佳作)
- 松山科子: "エージェントベースシミュレーションによる個人間の情報流通の解析に関する研究", 日本社会情報学会, 2008.(学位論文賞:博士論文)
- 國上真章: "社会と市場のマルチエージェント力学系による複雑性の研究", 日本社会情報学会, 2008. (大学院学位論文賞および秋山穣賞)
- 生田目美紀, 原田泰, 楠房子, 稲垣成哲, 寺野隆雄: "児童向け指文字学習ソフトの開発とその評価", ヒューマンインタフェース学会論文誌, Vol. 8, No.4, pp. 537-544, ヒューマンインターフェース学会論文誌, 2006. (学会論文賞)
- 廣岡康雄, 寺野隆雄, 大塚雄吉: "意外性の高い情報を提供するリコメンダーシステム (テーマ:「インターネットとAI」及び一般)", 知識ベ-スシステム研究会, 人工知能学会, pp. 61-66, 2000.
- 倉橋節也, 南潮, 寺野隆雄: 人工社会モデルによる社会的インタラクショ ンの分析. 人工知能学会全国大会(第12回)論文集, pp. 550-553, 1998.(大会優秀論文賞受賞)
- 高玉圭樹,中須賀真一,寺野隆雄, "組織学習指向型分類子システム", 人工知能学会全国大会(第11回)論文集, pp.550-553, 1998.(大会優秀論文賞受賞)
- 寺野隆雄: 社会システムのシミュレーション: 意義と課題. 日本社会情 報学会第13回全国大会予稿集, pp. 233-238, 1998. (研究発表賞受賞 論文)
- 幡鎌 博, 寺野隆雄: ナレッジマネジメントのモデル化と情報技術の適用-- 経営学, ポリエージェント, 計算論的モデルからの接近--. 経営情報学会 1998年春季全国研究発表会, pp. 128-131, 1998.
- 寺野隆雄: "社会システムのシミュレーション:意義と課題", 第13回日本社会情報学会全国大会, 1998.(研究発表賞)
- 寺野隆雄:経営情報学会全国大会発表賞(平成 8 年 5 月;平成 10 年 5 月;平成 10 年 11月)
- 寺野隆雄:(社)電力土木協会高橋賞(昭和 62 年 5 月)